ヒストリー
HISTORY
飛行機とボルネード
1920年代の初め、「飛行機を改良したい」という一人の発明家の思いから、ボルネード社の歴史は始まります。
発明家ラルフK. オダーは、プロペラ機の性能を高めようと、航空力学の実験に取り組みます。
そして、数多くの特許を取得し、試作機の製造にも成功を収めます。
その成功により、当時市場を支配していた効率の悪い扇風機を、独自の航空力学で進化させられることに気づくのです。
ラルフはカンザス州ウィチタの実業家O. A. サットンの協力を得て「エア・サーキュレーター」の開発に取り組みます。
改良を重ね、「ボルネード・ファン」は他のメーカーには見られないパワーと性能で、広く消費者に受け入れられるようになります。
ボルネード社は、消費者の持つ扇風機のイメージをすっかり変えていったのです。
カンザス州ウィチタは、名だたる航空機会社の生誕の地で、「世界の航空機産業の中心地」と呼ばれています。
そんなウィチタで、1940年代にサーキュレーターが生まれたのも、当然の事なのかもしれません。
そんなウィチタで、1940年代にサーキュレーターが生まれたのも、当然の事なのかもしれません。
ボルネード・サーキュレーターの構造を示したのが左の図になります。
ジェット・エンジンとの類似にご注目ください。
ジェット・エンジンとの類似にご注目ください。
写真は、1946年の初代ボルネード・サーキュレーターです。
扇風機を越える新型の高性能「サーキュレーター」が誕生しました。
以来ボルネード社は、アメリカで75年以上、「空気循環で室内を快適にするブランド」として高く評価されてきたのです。
扇風機を越える新型の高性能「サーキュレーター」が誕生しました。
以来ボルネード社は、アメリカで75年以上、「空気循環で室内を快適にするブランド」として高く評価されてきたのです。